1800年代中期、開拓時代の真っ只中にあったアメリカでは丈夫な労働着 が待望されていました。そこでリーバイスは、テントに用いられた厚手のブラ ウン・キャンバス地で、世界最初のジーンズを商品化し、そして、さらに丈夫 なパンツを作ろうと工夫を重ねていた時に、ヤコブ・デイビスがリベットでポケ ッとを補強することを思い付きパンツの原型が試作されました。 | |
リーバイス・ストラウス社は、リベット補強のアイデアをを持ち込んだ、仕立て 屋のヤコブ・デイビスとともに「衣料品のポケットの補強に金属リベットを使用 する方法」に関する特許権を申請しましたが、これが1873年5月20日に認 可されました。リーバイス・ジーンズが「オリジナル・リベッティッド・クロージン グ」と呼ばれる由縁です。この歴史的な日は、レザーバッチに図案化され、 今日の製品にも使用されています。特許によって、以後17年間、リベット付 きの衣料品は、リーバイスの独占商品となりました。 | |
リベットの使用に関する特許が認められたその年、バックポケットにステッチ が縫い込まれるようになりました。この「アーキュエット・ステッチ」はリーバイス のトレードマークの一つとして登録され、現在も使用されて10年間に、レザー パッチなど、現在の501に続くジーンズの基本ディテールが、次々に完成しました。 | |
リーバイスの本拠地であるサンフランシスコで大地震が発生しました。リーバイス・ ストラウス社も、オフィスや工場などすべてを失いました。しかし、そのころすでに 市内でももっとも有力な企業に成長していたために、地震からわずか数週間後に は、生産を再開することができました。そしてわずか5ヶ月後には、近代的な設備を 導入したバレンシア工場を完成しました。ここでは、今でもリーバイスの伝統モデル である501が生産され続けています。 | |
リーバイスは、衣料品業界で初めて流れ作業による生産を開始しました。これは、 当時注目ののデトロイトのフォード自動車工場のシステムを衣料品の縫製工程に 応用したもので、全米で話題になりました。 | |
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